NFLスターたちが歩む東京最古の寺院 浅草寺
写真展示企画12
東京 浅草寺
628年に創建されたと伝えられる、都内最古の寺院・浅草寺。朱色の門や大提灯、賑やかな仲見世通りは、東京を代表する観光風景の一つです。
NFL選手たちの訪日写真にも浅草寺はたびたび登場し、最も人気のあるスポットです。 雷門をくぐり、仲見世通りを抜けて宝蔵門へ。そして本堂に参拝し、境内の五重塔を眺める——。日本人にもおなじみの浅草観光ですが、選手たちはどんな風景を写真に収めたのでしょうか。
今回は、NFL選手たちの写真を通して、浅草寺の歴史や見どころを巡っていきます。
English Version (AI Translated)
1. 雷門(風雷神門)
浅草寺の表参道入口に立ち、街のシンボルとして圧倒的な存在感を放つ「雷門」。正式名称は「風雷神門」であり、向かって右に風神、左に雷神をお祀りしています。中央に吊り下げられた巨大な赤提灯は、浅草寺を象徴するフォトスポットとして世界中の旅人を迎えています。
ジュジュ・スミスシュスター
金色の「金龍山」の額と、雷門の大提灯が印象的な一枚です。画面右側には風神像も見えます。キャプションには「Wind & Thunder」とあり、雷門を象徴する風神雷神像にも目を向けていることがうかがえます。

ジャスティン・ホリンズ
大提灯の底面に刻まれた「木彫りの龍」を見上げる、非常にユニークなセルフィーです。浅草寺には「創建時に金色の龍が一夜にして現れた」という伝承があり、「金龍山」の山号をはじめ龍とは極めて深い縁があります。一般的な観光客も見落としがちな底面の造形美に着目したディープな視点が光ります。

マリク・ターナー
雷門をくぐった後に振り返るアングルで撮影された一枚です。雷門は表側の「雷門」という文字が有名ですが、裏側には「風雷神門」と記されています。普段見慣れた観光名所も、見る方向を変えると違った表情が見えてきます。

シラン・ニール
ターナー選手とほぼ同じ構図です。日本人である私たちからすると雷門を裏側から撮るという発想はフレッシュですが、視界を遮るものがなく提灯と伝統建築の美しさをストレートに捉えられる絶好のスポットだと気づかされます。

2. 仲見世通り
雷門から宝蔵門へと続く約250メートルの参道が「仲見世通り」です。日本で最も古い商店街のひとつであり、美しい石畳の両側には伝統工芸品やお土産、和菓子などの店舗がずらりと軒を連ね、参拝客の活気に満ちあふれています。
エリック・ウィルソン
左側に五重塔と見事な桜、右側に仲見世の店舗屋根と赤い提灯列、中央下に大勢の参拝者、そして正面奥に宝蔵門が配置され、浅草寺の複数のシンボルが1枚に収められた贅沢な構図です。満開の桜の時期における門前町の賑わいが鮮やかに感じられます。

エイダン・ハッチンソン
家族と仲見世通りの名物である食べ歩き体験をした際の写真。立ち寄ったお店は芋ようかんや抹茶スイーツで有名な創業明治35年の老舗「舟和」さん。名物の芋ようかんソフトクリームを味わいながら、家族や大切な人たちとリラックスして浅草観光を満喫している喜びが溢れ出ています。

リッキー・ピアソル
手前の人波や左右上部の桜の飾りを大きく前ボケさせ仲見世通りの奥にみえる宝蔵門だけにピントを合わせることで奥行きを生み出している技巧が光る写真。参拝客をあえてぼかすことで、喧騒から切り離された宝蔵門の歴史と静寂を感じさせる見事な対比表現です。

シラン・ニール
雨の日の仲見世通りを、傘を差したニール選手の後ろ姿とともに撮影した一枚です。透明なビニール傘や濡れた路面が、晴れた日の賑やかな風景とは違う浅草の表情を見せています。

ジャスティン・ジェファーソン
朱色の門や提灯を背景に、赤い衣装のジェファーソン選手が立つ一枚。歴史ある浅草寺の風景と、現代的なアメリカンスポーツファッションの対比が印象的です。

3. 宝蔵門
仲見世通りを抜けた広場にそびえ立つ「宝蔵門」。門の中央には日本橋小舟町から奉納された大提灯、左右には「魚がし」の文字が躍る提灯が掲げられ、左右の金剛力士像(仁王様)が聖域を護っています。上層には寺宝などが収蔵されています。
ジェイリン・ホーキンス
左右の余白と高い空がもたらす開放感とともに、宝蔵門の全景から足元に伸びる参拝客の影までをひとつのフレームに収めており、現場の臨場感がそのまま伝わってくる写真です。

エイダン・ハッチンソン
スマホの縦画面をいっぱいに使った大胆な見上げアングルです。頭上に迫る大提灯とその下の繊細な金属細工(袴)に手を伸ばす、6フィート7インチ(約201cm)のハッチンソン選手も上回る提灯のスケール感が迫力たっぷりに描き出されており、伝統工芸のディテールとユーモアが心地よく融合した秀逸なスナップです。

デイボン・ゴッドショウ
小舟町の大提灯と、左右に並ぶ魚がし提灯という宝蔵門のディテールを凝縮した画角で撮影されています。パートナーであるモデルのChanel Imanさんの衣装も朱色の太い柱や和の造形の中で抜群の映えを見せています。

ジェフリー・バッサ
宝蔵門を斜めから撮影することで、奥側に五重塔も一緒に収めた写真です。夜間のライトアップにより金剛力士像や提灯が黄金色に浮かび上がり、昼間の青空とは全く異なる幻想的な雰囲気を生み出しています。

4. 常香炉と境内
宝蔵門をくぐり本堂へ向かう境内の中心部。参拝前に煙を浴びる姿もよく見られる「常香炉(じょうこうろ)」があり、常にお香の煙がたなびく、聖地ならではの静謐な熱気に包まれたエリアです。
リッキー・ピアソル
スカジャンを着たピアソル選手と本堂前の常香炉、そして奥の本堂の大提灯が絶妙な位置関係で配置されています。「Japan」と記されたスカジャンの背中と浅草寺本堂が重なることで、日本の伝統文化とストリートファッションの融合が美しく表現されています。

ジャスティン・ジェファーソン
本堂前の常香炉から立ち上る煙に向かい静かに佇む一瞬。常香炉は単なるモニュメントではなく参拝の前に心身を清めるための重要な意味を持つ場所です。ジェファーソン選手が異国の文化と真摯に向き合う姿勢が捉えられています。

5. 本堂(観音堂)
浅草寺の中心となる「本堂(観音堂)」。ご本尊である聖観世音菩薩をお祀りしており、正面には志ん橋の大提灯が掲げられています。参拝のクライマックスと言える空間です。
KJライト
本堂正面に掲げられているこの巨大な赤提灯は、新橋(志ん橋)の組合から奉納されている伝統ある大提灯で、雷門や宝蔵門の大提灯と並ぶ、浅草寺を代表する提灯のひとつです。全員がカメラに向かって自然な笑顔を見せており、参道を進んできた旅の目的地に到達した達成感が溢れています。

リッキー・ピアソル
本堂正面の階段手前に堂々と立ち、寺院の重厚な建築美と現代のアメリカン・ストリートスタイルが見事な調和を見せています。ローアングルからの撮影により、大提灯のスケール感とピアソル選手の立ち姿に劇的な印象を与えています。

マリク・ターナー
超広角レンズを活かし、本堂の階層構造と天井の垂木が放射状に広がるダイナミックな構図。建築そのものの美しさ、スケール感、シンメトリーの妙が美しく際立っています。石段を下から見上げる視線は、本堂へ一歩ずつ足を踏み出す際の高揚感と恭しさを表現しています。

エリック・ウィルソン
正面奥に見えるのが、浅草寺のご本尊である聖観世音菩薩をお祀りする場所です。本尊に静かに手を合わせる参拝者たちのありのままの姿が捉えられており、浅草寺が単なる観光地ではなく、今も生き続ける信仰の場であることを示しています。

本堂の外陣天井に描かれた天井画は、日本画の巨匠・堂本印象画伯による『天人之図』です。本堂に入るとどうしても正面のご本尊やお賽銭箱に意識が行きがちですが、本堂を訪れた際には頭上の天井画にも注目したいところです。

エイドリアン・ピーターソン
ご本尊への参拝を終え、振り返った時に広がる境内の一景です。中央奥の宝蔵門、左手のお札お守り授与所、常香炉から立ち上る白い煙まで、浅草寺の境内の要素が美しいバランスで収められており、参拝の行程を締めくくるにふさわしい象徴的な一枚です。

6. 五重塔
本堂の南西側に美しく佇む「五重塔」。仏舎利が納められた塔であり、朱塗りの鮮やかな塔身と最上部の相輪が空に映える、浅草寺のランドマークです。昼間の凛とした姿はもちろん、夕暮れや夜間のライティングに照らされた姿も格別の美しさを誇ります。
ドレイク・メイ
五重塔の直下・正面広場は、浅草寺を訪れた旅行者が記念写真を撮影する最もメジャーなポイントのひとつです。見上げるローアングルから全身を捉えることで、背景にそびえる五重塔の高さとスケール感が美しく強調されています。

アル・クアディン・ムハンマド
本堂の高い位置から見下ろすことで、五重塔の全貌だけでなく、その足元に広がる境内の賑わいまで一望できる贅沢なアングル。本堂の庇(ひさし)と欄干をフレームとして入れたことで、五重塔へ自然と視線が集まる見事な額縁効果を生み出しています。

リッキー・ピアソル
傾きかけた太陽の光が差し込み、朱塗りの堂宇や着物姿の人々を温かく照らしています。どこかノスタルジックで絵画のような情緒を感じさせる写真です。

7. まとめ
NFL選手たちが残した写真を順に見ていくと、浅草寺のさまざまな表情が浮かび上がります。定番の記念写真はもちろん、大提灯を下から見上げた写真や、雨の日の仲見世、境内から眺める五重塔など、同じ場所でも撮影する角度や時間によって違った風景に出会えます。
浅草寺は、東京観光でぜひ訪れたい定番スポットの一つです。私自身も何度か訪れていますが、写真を通して改めて気づいた見どころもありました。
これから訪れる方は、雷門や本堂で記念写真を撮るだけでなく、建物の細かな装飾や境内の風景にも目を向けてみてはいかがでしょうか。